ああ、南の島でのんびり暮らそう

〜キャリアを捨て、妻とオーストラリアで理想の暮らしを追求する〜

【妻は観た】アイアンマンケアンズ応援レポート

長い長い1日が終わりました


私にとっても、すごく貴重な体験だった「IRONMAN」

本番までの道のり、体験したこと、感じたこと【妻の視点ver】を記録に残したいと思います


長〜〜いので興味のある方だけどうぞ♫

 

今回の大会はトライアスロンとは呼ばず、トライアスロンの種類の中でも距離が1番長いアイアンマンと呼ばれるレース

 

完走するとIRONMAN(鉄人)という称号が得られます。挑戦するだけでも凄いことなのに、それを完走するとなると普通のトライアスロンとは桁違いの練習の量とマネジメント力が必要です。そして目標タイムを目指すとなると、フィジカル面と大きな物から小さな物まで準備をする為の膨大なお金と精神力が必要になります
(注)あくまで私の視点です

 

今回旦那が目指したのは後者の方。オーストラリア生活最後の思い出にと本人が決めたことなので、応援することにしました

 

3月末に素敵なご縁があり、その方との出会いが旦那のIRONMAN完走への道を加速させました。そこから本格的なトレーニングの追い込みが始まり約2ヶ月間、ほぼ毎朝4:00〜5:00起きでBrisbaneのトライアロンクラブの練習に参加。年齢や性別あまり関係無く強い人が多くて、ペースについて行くのに必死だったそうな。でもそんな環境がより本人のモチベーションや体力upに繋がったのだと思います。かなり充実感を感じている様子でした


練習期間中、夫婦揃ってIRONMANという強者の先輩方と、本番の為の練習としてマラソン大会に出場したり、旦那の仲間のトライアスリート達とのディナーに参加しました。その中には、IRONMAN常連でトップ10入りする程の実力のあるスポーツ栄養学士の女性のお話も聞けたりもしました


そして8年間続けてきた私の職業(マッサージ)も身体のリカバリーに活かせたみたいで良かった。もちろん食事はとても大切なので、なるべくアスリートにとって栄養になるものを毎日作る。基本的には旦那の意見を聞きながら、私も出来る限りのサポートさせてもらいました


もちろん私だけでは無く他の方からのサポートも沢山ありました
旦那(以下、谷口選手)は色んな試行錯誤を重ねながらあっとゆうまに本番当日

 

前日の夜には、マッサージとアロマでゆっくり体が休まるように、そして当日の為のイメージングのお手伝い。
最後にサプライズで色んな方からいただいた応援ビデオメッセージを見せ、何故か本人は泣かずに私が感極まって泣くという始末に^_^;

でも凄く喜んでくれたみたいでバッチリ本番モードに


応援ビデオメッセージ、FBコメントや個別にメッセージで応援してくれた皆さん、ありがとうございました❤️

 


大会当日の朝、普段の大会では緊張知らずの谷口選手からも、さすがに緊張感が伝わってきました

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まずはスイム3.8kmから

 

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朝日が昇り始め海面に照らされた風景は物凄く綺麗でしたが、風で波が荒く、海が濁って砂色一色。まさに劣悪なコンディション

 

スイムを終えて上がってきた他の選手を見たらその過酷さが伝わってきます。出てきて3回も続けて嘔吐している選手がいたし、男性は皮膚が黒いからわからなかったけど、女性は顔も砂まみれで黒くなってヒゲが生えてるみたくなっていました。沢山、砂まみれの海水も飲んだことだと思います。。

 

荒波➕海中で前が全く見えない状態で3.8kmも泳ぐなんて凡人には信じられない状況です。それにも関わらず果敢に向かっていく理由は、もはや本人達にしかわからないでしょう

 

この話は後から聞いた話だけど、この大会のこの海で過去に数回、スイム中の選手が亡くなっています。知らなかったから普通に応援していたけど心配性の私は、知っていたら恐らく大会出場を反対していたと思います

 

谷口選手は幸い、スイムは調子が良かったみたいで自身予想タイムのなんと5秒差!ほぼピッタリ時間に出てきました。
そしてハイタッチ!!笑顔を見せてくれて一安心(^^)

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無事にささっと着替えを終えてバイクを見送りました
いってらっしゃーい!!

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なんせバイクの距離が180kmだから、1箇所で応援し続けるのは不可能。バイクを終えて帰ってくるポイントまでサポーター専用のリムジンバスで1時間かけて移動

 

そして自身予想のバイク所要時間が6時間半だったので、事前に購入しておいたVIPチケットで美味しいバイキングとフリードリンクを堪能。VIPは$140と少しお高めだけどそれだけの価値はあります


・VIP専用エリアでのフリードリンク、朝、昼、晩と内容の変わるバイキング
・ゴールの間近にエリアが確保されているので近くで観戦を楽しめる
・応援する選手の通過地点とタイムが定期的に携帯のメッセージに来る
・何よりも旦那がゴールした時に私が直接フィニッシャーメダルとタオルをかけられる(通常はボランティアの人が行なう作業で、そのエリアは関係者以外立ち入り禁止)

★これが後にミラクルを起こすことに★

 

VIPエリア↓

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同じ境遇で知り合いの先輩奥様と、そのお友達と3人でVIPエリアにてランチをして、会場近くに予約していたホテルに戻って爆睡。そしてまた会場に戻ってくる余裕の時間がありました

 

その他大勢の選手はバイクパートで戦っているにも関わらず、トップ集団(プロの選手)は既にランパートの42.195キロを完走間近。ひょえー


せっかくの機会なので見学しました。ただただ、同じ人間のできることと思えないタイムでした
1番分かりやすいマラソンのタイムで例えると、スイム3.8km、バイク180kmを終えた後にトップの選手はフルマラソンを2時間30分で完走しています


日本で有名なボストンマラソン優勝者の川内優輝選手のフルマラソンのタイムが2時間15分

 

はい、もはや人間離れしている速さですね。ちなみに男女共にニュージーランドの方が1位でした

 

他の選手のゴールシーンもしばらく見ていましたが、ゴールした後に観客席側にいるパートナーに膝まずいてプロポーズしている選手も。なんとそんな光景を2組も見ました。そして司会者が仲介に入り会場は大盛り上がり!!
最高にハッピーな瞬間が観れて涙。感動しました

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一方、バイクは終わり間近しか見れなかったけど、バイクの形もバリエーション豊富で見ていて楽しいし、皆んなのスピードが速いこと速いこと。。


そしてバイク180kmを終えた後、皆んなの着ているウェアが、汗の塩分で真っ白になっていたのが印象的でした

 

そうこうしているうちに携帯の途中経過のお知らせが来たので、見やすい位置にスタンバイ。谷口選手がバイクを終えて帰ってきました

 

ん?どうやら顔が少し引きつっている様子。。そりゃそうだよね!!ここで余裕だったら中々凄いもんです

 

そして次は、谷口選手お得意のラン42.195km!!
さぁいよいよラストパートです

ここでもハイタッチ!!

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本人がレース中にハイタッチできたら嬉しいと言っていたので、ここぞとばかりに見つけ次第ハイタッチしました
私は当日、全身蛍光ピンクの服装だった為、大勢の人がいるのにかなり見つけやすかったみたいです

 

Runパートは3周、同じコースを回ってゴール!!だから沢山応援できるチャンスがありました。とはいえ、1周の距離が約14キロだから1時間半おきとかにしか見れないんだけども

 

谷口選手が10キロ、20キロと経過するごとに通過地点のお知らせメッセージが来る
⬇︎
その瞬間にVIPエリアから飛び出して見えるポジションに向かい、無我夢中で応援
⬇︎
そしてハイタッチできたらまたVIPエリアに戻るの繰り返し

 

その度に、VIPエリアで沢山のケーキと美味しい食事を食べながら。彼はこの大会で大量にカロリーを消費し、私は大量にカロリーを摂取するという真逆の行為をしていました

 

そんなこんなで、谷口選手がラン38km地点を通過したメッセージが来たので、ゴール間近の関係者専用エリアで、完走者メダルと大きなタオルを持ってスタンバイ。もう辺りはすっかり暗くなり、昼間とは打って変わって寒い寒い


DJが大きなスクリーン前のステージにいて、大音量のイケイケ音楽も流していたので、私もノリノリで寒さを紛らわせながら待機

 

選手が映し出される大きなスクリーン
を見ていたら颯爽とゴールに向かって走る谷口選手が登場

 

「That is my husband!!!!!!」


と叫び、ゴールの間近に待機

さぁ、いよいよ


いよいよ、、、


いよいよ!!!!!!

 

 

 

谷口選手

ゴーーーーーーーーール!!!!!!

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そして長い長い1日を終えたしゅんや選手をぎゅーーーーーーーーっ!と抱きしめました

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これには理由があり、まだ明るいうちに私が見学していたトップ選手のゴールシーン。優勝者のパートナーの女性が、ゴールでその選手を思いっきり抱きしめる姿を見てかなり感動したので、旦那がゴールした時は抱きしめようと思い、真似してみました

 

さすが大きな公式大会、色んなアングルで待機するカメラマンと本格的な大きな撮影機材があり、後日IRONMAN当日の様子が10分程度にまとめたダイジェストムービーにしてホームページや、アワードパーティにて放映されます

 

さて、やっと長い1日が終わりました
お見事、本人が宣言した時間通りの完走!!素晴らしすぎる遂行力

本人にしか分かり得ない、達成感と感動を味わえたことでしょう
谷口選手も私も涙を流すというよりも、喜びに溢れ過ぎて笑顔が止まりませんでした

 

さて、これだけの距離を完走すること自体凄いことですよね?


今回のIRONMAN in ケアンズ。完走できた人は約1000名。様々な理由で完走できなかった方達は約200名


ハーフIRONMANというIRONMANの半分の距離の大会も同日に行われましたが、それを合わせると約3600名の選手たち

順位やタイムは結果として残りますが、皆んなが威嚇しあうような雰囲気ではなく、あくまで己との戦いとして、完走後はお互いを尊敬し合っている姿も伺えました

 

色んなドラマがあり、出会いがあり、時間の密度が濃すぎる1日。忘れられない、かげがえのない経験です


何よりも出会い


IRONMANの大会は今回初めてになりますが、オーストラリアに来てからは3度目のトライアスロン大会出場


去年の11月、シドニーにてハーフIRONMANの大会に出場しています。そこで出会った日本人の先輩ご夫婦がとても素敵な方達で、今回の大会の時もご丁寧に応援の連絡をしてくださったりと繋がりがあります

 

そして今回は、また違う素敵な先輩ご夫婦の方(旦那様がIRONMANで奥様がサポート)とそのお友達との出会いがありました

 

知り合いがいなければ、1人でするはずの応援も、一緒に応援させていただいたことで楽しさが倍増。本当にお世話になりました

大会で出会い、仲良くさせていただく方達は、年齢関係なしに分け隔てなく接して下さる心の暖かい方達ばかりで
人としてのあり方を学びます
また旦那さまのサポートをしている奥様達の姿勢も勉強になることばかりです

 

 

 

最後に貴重な体験に巻き込んでくれた旦那に感謝します
好きでやっていることと言えど、一つのことをやり抜く姿がかっこよすぎ。心から尊敬します

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〜後日談〜
旦那がゴールした姿とその際に私が思いっきり彼を抱きしめた姿がなんと、公式IRONMANのダイジェストムービーに映っていました…!!
計6分ほどのムービーですが、当日のレースの様子がわかるようになっています
今回のIRONMAN完走者は約1000人いて、このムービーの中に顔が判別出来るほどにメインで映っているのはごく僅かです
私が一緒に応援していた先輩奥様とこんな会話がありました


私:「旦那がゴールした瞬間のシーン、後から購入できないですかね?」


奥様:「うーん、写真はあるけど動画は無いんだよねぇ」


私:「そうですかぁ。。ゴールの瞬間の動画、欲しいなぁ。」


→翌日、公式ダイジェストムービーに映ったことを知る。

 

★ミラクルが起きました★

 

ありがとう!!

IRONMANの神さま!!