ああ、南の島でのんびり暮らそう

〜キャリアを捨て、妻とオーストラリアで理想の暮らしを追求する〜

日本社会の高齢化という暗すぎるイメージを一発逆転する唯一の方法

先日、日本の若者の田舎離れについてに記事を読みました

 

年々、地方の若者は減っていき、逆に高齢化が進んでいるというものです

 

なんだか暗くなるニュースです

 

それと同時に「地方創生」という言葉もよく耳にします

 

例えば「地域おこし協力隊」という制度を活用し、若者に村おこしを手伝ってもらおうというものです

 

こうした政策によって若者の数を増やすことに成功した地域は実際に存在します

しかし、当然ながら若者が増えたからといって高齢化が止まるわけではありません

 

やはり政治的な観点から見れば、活動量と生産性の高い若者と比べ、高齢者の方が多いことはマイナスかもしれません。とはいえ、当事者からしてみれば歳を重ねること自体は決してマイナスなことではないはず

 

オーストラリアで生活をしていると、「年齢を重ねることは不幸なこと」という雰囲気を感じることはなく、むしろ見ていてほっこりしたり、幸せそうな気分が伝わってきます

 

「日本=高齢化社会=何だか元気がない」みたいなイメージが自分の中にあり、きっと他にもそう感じている人はたくさんいて
ふと、「それってハッピーな方向に転換できないのかな」と思い
少しばかり考えてみることにしました

 

 

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http://www.miniplay.com/game/home-run-hitman-2

 


結論から言うと、「スポーツ×高齢者」で元気になると確信しています

 

「あ〜始まった、スポーツバカはこれだから、、、」と思われるかもしれないので、少し掘り下げていきます

 

冒頭で「オーストラリアのおじいちゃんおばあちゃんは幸せそう」と書きましたが、これは完全に主観的な意見です

ですが一つだけ日本人も見習うべき習慣があって、それが


「スポーツコミュニティに所属する」ということなのです
スポーツコミュニティと書くと、何だかカッコよく聞こえてしまいますが
要は「みんなで集まって運動する環境」があるということです

 

例を挙げると、ぼくは現在クイーンズランド州立大学のトライアスロンコミュニティに所属しています

 

トライアスロン、と聞くと何だかすごいスポーツをしていると思われますが、実際には水泳と自転車とランニングをするだけです。小学校の頃、自転車で通勤して、水泳の授業があって、持久走があったのを考えると誰でもできるスポーツです

 

練習は朝のスイムが4時30分から開始するのですが、老若男女問わず、多くの参加者がいます

レベル別でコースが分かれていて、5時30分からのレッスンには大体いつも4〜50人が参加しています

よくバイクやランも一緒に練習するレギュラーメンバーには、50代や60代の方もいて、まだ20代のぼくより速かったりします

 

何が言いたいのか?

 

大学の施設を一般開放していて、そこに子供からおじいちゃんおばあちゃんまでが定期的に通っているんです

 

これって画期的じゃないですか?日本でもやっているんでしょうか

 

少し検索してみたら、今年(2018年)の3月からつくば市では一般開放始めているみたいですね
http://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/sports/1001676.html
それ以外でも開放している学校はあるものの、まだまだ少ない様子

 

事実、ぼくは大阪にある関西大学という学校に通っていたのですが、特別なイベントでもない限り一般開放はしていませんでした。あんなに広大なキャンパスなのに、、
ましてやプールや陸上競技場のような運動施設なんて、体育会の生徒しか使えませんでした


さて、ぼくの意見はこうです


大学や高校、中学、小学校の運動施設(ジムやプール、校庭や体育館など)を教育に支障の出ない範囲で一般開放すること

 

これで「スポーツ×高齢者」が実現できます。

定年退職だ!時間ができた!みんなで集まって軽く運動して、コーヒーでも飲みながら世間話をしよう!楽しみっ!

となれば暗いイメージは一発逆転です

ただ長寿なだけではなく、高齢者が元気な国というのは素敵です

 

具体的にどんなスポーツをするか。これに関しては「初級者から上級者まで一緒に安全に取り組める」ものであれば何でもいいです
もちろん、ぼくはトライアスロンを推奨します


走れないなら歩けばいい、泳げないなら水中ウォークをすればいい、自転車も大人用の三輪車があれば転倒のリスクもほぼなくなるでしょう
むしろ最初はそんな状態からスタートして、走れるようになりたい、泳げるようになりたい、漕げるようになりたい、という目標ができたらとても素敵ですよね

 

ですので、運動できる環境をつくるといっても何も激しい運動をして欲しいというわけではなく、仲間と定期的に集まって、身体を動かす習慣をつくって欲しいということ


一人では難しくても、「あの学校に行けば誰かしらに会える」というのは、運動のきっかけのみならず、趣味の幅が広がりひいてはうつ病の予防にもつながるのではないでしょうか


東京オリンピックを機に、日本のスポーツ業界は一気に盛り上がるでしょう。でも、それが長く続くかどうかは疑問です。それよりも、60代の方々がオリンピックをきっかけに運動を身近に感じて、一歩を踏み出すきっかけになった方が日本にとっては嬉しいはず。運動は何も、プロアスリートのものだけではありません


余談ですが、ぼくの両親も今年で還暦です。どうか、家の近所にもこういった環境ができることを強く望みます
みんなで泳いだり汗を流した後、カフェスペースに集まって世間話をする

クイーンズランド大学での日常が、いつか日本の日常になることを願います

 

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https://o2la.com.au/projects/uq-aquatic-centre/

 

歳を重ねることは、ハッピーなことだ!