ああ、南の島でのんびり暮らそう

〜キャリアを捨て、妻とオーストラリアで理想の暮らしを追求する〜

電波も届かない秘境の地、クリスタルウォーターズはまるで異世界だった

久しぶりの投稿になってしまった。

この一ヶ月は遊びと仕事とトレーニングの両立でそれなりに忙しかった(ように思う)。そして、その中でも最も感動したのが1泊2日で訪れたクリスタルウォーターズエコビレッジという場所。名前からすると随分ときらびやかな場所のように聞こえるかもしれないが、実際は電波も届かない、自給自足の暮らしを実践する人々の集まる秘境の地。

今回この場所に訪れようと思ったきっかけは「パーマカルチャー」の体験。

 

▽パーマカルチャーとは

パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。

この言葉は、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語です。

パーマカルチャーの祖、ビル・モリソンは、パーマカルチャーの目的を「地球を森で覆い尽くす」ことと言った。

人類が永久に存在し続けるために、農薬などで土地を痛めることなく、自然の恩恵を最大限に受けることに注力していく時代となりつつある。

パーマカルチャーは、伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った『耕された生態系』を作り出すとともに、人間の精神や、社会構造をも包括した『永続する文化』をかたちづくる手法である。 

http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermacultre.htm

 

つまり地球と人間、双方にとって健康的で持続可能な暮らしのこと。 

ぼくとひとみの理想とする暮らしにかなり近いと思い、知人に紹介された時からウキウキが止まりませんでした。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171106085617j:image

 

 

 

このクリスタルウォーターズという場所はブリスベンから北へ約100km、車で1時間半くらい行ったところにあります。(ぼくたちは車がないので、行けるところまでは電車で向かい、そこからは交渉して送迎してもらいました。)

 

 

 

f:id:shunya7011:20171105145119p:image

 

 

 

エコビレッジに近づくにつれてその景色はどんどん広大になっていき、突然現れる池や湖、どこまでも広がる緑の草原、幸せそうな馬や牛の群れ、まるでアルプスの少女ハイジ天空の城ラピュタのような、映画の世界に迷い込んだような幻想的な風景。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171105145503j:image

 

f:id:shunya7011:20171106085127j:image

 

f:id:shunya7011:20171105145506j:image

  

 

 

この村に入るための入り口は基本的にひとつのみ。綺麗な川に跨ぐ小さな橋を越えるといよいよクリスタルウォーターズエコビレッジに到着です。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171106085503j:image

 

f:id:shunya7011:20171106090445j:image

 

 

 

驚いたことはいくつもありますが、まずは電波が通っていません。そのためデジタルデトックスもできて最高でした。いずれ携帯も手放したいと考えているので、その意味でも電波の通っていないこの村はまさに理想郷。

携帯を見る時間がなくなると、自然とひとみとの会話が増える。目や脳を酷使せずに済むので、質のいい睡眠をたっぷりとれました。

 

 

 f:id:shunya7011:20171106063145j:image

 

 

 

次に、野生のワラビーやカンガルーがそこら中に。人間だけでなく、動物たちも本当に幸せそう。数種類の鳥たちの大合唱に、広大な敷地を独り占めしている馬や牛。見ているだけで心から癒されました。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171105150011j:image

 

f:id:shunya7011:20171105150616j:image

 

 

 

そして何より、そこに住む人たちが幸せに満ち溢れていました。すれ違えば必ず手を振ってあいさつ。常にみんな笑顔で、携帯を見ながら生活している人なんて一人もいない。ハグや握手をして、最近どう?と当たり前の話をしているだけなのに、見ていて何だかほっこりする。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171105151204j:image

 

 

 

翌日は月に一度のマーケット。このマーケットに合わせて宿泊したのだけど、これが大正解。こんな幸せでナチュラルで笑顔の絶えないマーケットは初めて。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171106085224j:image

 

f:id:shunya7011:20171105151547j:image

 

 

 

焼きたてのパンにコーヒー。

野外ミュージックにナチュラルな人々。

もう、最高すぎる。

 

歩いているだけで、座っているだけで、みんなが話しかけてくる。

あの空間には、境界線というものが存在していなかった。目があったらニコッと笑って握手と自己紹介。世間話でもしながら幸せを分かち合う。その繰り返し。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171105151601j:image

 

 

 

特に印象に残ったのが、村で唯一の日本人のKさん。

 

奥さんとお子さんと3人でクリスタルウォーターズに住んでいるとのこと。パーマカルチャーに興味があってこの村を訪れ、そのまま住むことに。

「もう他のコミュニティには移れないよね〜」と、幸せそうに話してくれました。

仕事は近くの街で週に3日だけ、寿司を作って販売しているとのこと。他の時間は奥さんとお子さんと過ごすために使いたいと。2人とも携帯を手放してもう3年経つというから驚きです。

 

何が印象に残ったって、ライフスタイルを最優先に過ごしていること。

 

寿司屋さんというバックグラウンドなんて特別なく、成り行きですることになったら上手くいったという感じ。

仕事ではなく、まず生活を優先にするためにクリスタルウォーターズへ。

仕事はその後についてきたっていう感じでした。

(もちろん、物事を引き寄せる鋭いアンテナがあってのことだと思います。)

 

これこそが、ぼくらが理想とする

"ワークスタイルではなくライフスタイルを優先した暮らし"

日本に住んでいた時は先に仕事があって、職場の近くに住むことが当たり前だった。

でもこれからは実現したいライフスタイル、住んでみたいと思う魅力的な場所が先にあって、仕事はその後に「さて、どうやって生計を立てようか」でいいと思う。

 

既に実践している日本人に出会えて、興奮しないわけがありません。

また必ず会いに行きたい。

 

現実的に実践できそうなところだと、週に4日はシティで残り3日は自然豊かな場所でキャンプ生活とかかなぁ。。

 

 

 

f:id:shunya7011:20171106085359j:image

 

 f:id:shunya7011:20171106085331j:image

 

 

 

旅行でクリスタルウォーターズに行くのは難易度が高いかもしれませんが、もしブリスベンに住んでいて、パーマカルチャーに興味がある方には強くお勧めします。

まるで、あれは夢だったんじゃないかと思うほどに感動するはず。